今から35年前の話です。当時の私は大学生で生活費の節約のためというよりは、遊ぶお金を少しでも作るために、下宿を出て安アパートを借りて自炊をしていました。

同じアパートには、一緒に下宿を出た友達3人もいました。私は北海道の田舎町の出身ですが、他の3人の友達は札幌出身でした。

大学は札幌だったので、田舎から出てきた私にとっては、初めて体験することが多くて毎日がとても楽しいことばかりでした。

生活費の仕送りが2万円しか無かったので、アルバイトをしながら生活をしていました。私はパチンコが好きで、週に3日から4日位はパチンコ屋へ行っていました。


当時はデジタル機のパチンコ台が世に出始めたばかりでした。私は、勝っても5千円のアナログ台でやっていたのですが、ある時に買ったお金を軍資金にデジタル台をやったところ、開始早々に「777」が揃ったのです。

初めての体験で、その時に1万5千円も勝ってしまいました。それをきっかけにデジタル台にはまってしまい、そのうちに負けが込んできてしまい、気が付いたら10万円ほど、何人かの友達から借りていました。

このままだと友達を無くしてしまうのでは・・・?と我に帰りました。そして単価の高い、重労働のアルバイトを探して借金を返しました。友達には自分から返済期限を決めて借金をして、絶対延滞をしないように頑張ってアルバイトで稼ぎました。

もし今のように消費者金融から簡単にキャッシングが出来るような時代であったら、そちらに手を出して借金をしていたかも知れません。友達の範囲での借金で良かったでした。

10人位の友達から借金をしていましたが、あらためて思い返してみると、皆よく私ごときにお金を貸してくれたなぁ・・・と思います。